スービックの米兵ディスコ会場へ潜入
2009年のゴールデンウィークにスービックへ行って見た
バスは港の入り口まで 港内は徒歩で回るしかない
だだっ広い港湾地をだらだらとひたすら歩き回る
小さな個人博物館に寄って見たけど 何を見たのか記憶無
ぽつんぽつんと海岸近くの道路に中級ホテルが建っている
海岸近くのホテルにチェクインして身軽になってなお散策
道の行き止まりが港 港には
米空母と情報収集艦が縦に並んで停泊していた
空母の前には 情報収集艦
両艦合わせて2000人の将兵が滞在中とかで
今夜波止場で盛大なディスコパーティーがあるんですと
米軍がフィリピンから撤退して十数年が経っている
撤退しても比米良い関係が続いているみたいだ
中級ホテルなのにバスタブが付いていた
窓の中央には停泊中の情報収集艦が見える
夜を待って港に出かけてみる
波止場にテントを張った野外ディスコ
陽気に騒ぐ米兵とフィリピーナでいっぱいの会場
ビールを次から次へと米兵がテーブルへ運んでいる
軍属だろうか年配のアジア人も私以外に一人二人
イクスキューズミーサーと 若い兵士がすり抜けて行く
所狭しと置かれたテーブルには
フィリピーナグループがたむろす
ディスコ会場に隣接したテント内には
白い制服を着込んだ下士官グループが椅子を並べて
背筋を伸ばして座りニコニコしながら会場を見ている
はーあ?
士官たるものみなの前では羽目を外しちゃあいけないんだ
会場に到着したばかりのフィリピーナグループの中で
一人だけ30歳前後のフィリピーナと目が合う
話しかけてみると おっとりした様子で話してくれる
街に繰り出す者 安全なここ波止場のディスコで踊る者
米兵目当てに若い女性が大挙してジプニーで集まってくる
夜だけの臨時アルバイトだと言う
港の中層ホテルに泊まった下士官らの部屋から
夜中2時過ぎフィリピーナが一斉に飛び出す
外で待ってるジプニーに乗り込むのが騒々しい
10年間フィリピンに行ったり来たり 実質5年間住み
一回限りのスービック訪問が米軍寄港時だったというお話