マニラで宿泊した GO HOTEL ロビンソン コーポレーション グループ直営ホテル
ロビンソンオフィスビルの5階6階部分を ホテルとして営業している
セブパシフィックと同様 早期にネットで申し込むほど 安くなる
5階6階エレベーターロビーは異様に広く パーティが開けるほどのスペースがある
ホテル内部は ロビーに監視カメラが作動している
常時監視しているので 室内に食品を持ち込んで食べた場合
喫煙した場合 1000ペソの罰金を取ると 大きく室内の壁に貼ってある
プライバシーも何もあったものではない
寝る前に一服しようとタバコに火をつけてロビーに出た
灰皿だと思ったステンレス製箱はゴミ入れだった
灰皿を探して歩き回っていると 警備員が飛んできた
1000ペソの罰金だと何度も言う
私の部屋番号をトランシーバーで連絡している
確かにロビーの壁にも禁煙マークが大きく貼ってある
まるで交通違反をして切符を切られた時の気分だ では 何処で吸えばいいのか と聞くと 外だと言う 宿泊客に夜中ビルの外に出て吸えというのか
チェックアウト支払時にマネージャーに文句を言ってやろうと
警備員とは 言い争わなかった
1階に入っている TOKYO CAFE 日本人がマネージングしている
メニューも ウェイトレスの挨拶も 相手構わず日本語で
日本語が持っている高級感を 形だけ出そうとしている
1日目は魚定食をチョイス
2日目に選んだ西洋定食はハムエッグバーガーだった
チェックアウトは午前11時 結局 罰金は請求されなかったが
外来者の監視ではなく 宿泊客を監視する 監獄ホテルには2度と泊まる気はしない
ボホールで会ったセシルが クラブ歌手デビューを目指し
ハスキーボイスのうえに 喉が枯れ痛々しい声で電話してきた
陣中見舞いに行った
マニラの裏道 小汚い 木造ローカルKTVに
全国から集まった 十数人のクラブ歌手候補生と 寮生活をしている
寮生は 内輪のオーディションに合格すれば
順次韓国へ 2年契約で働きに出られる
恋人ヨギには内緒の韓国デビューで あっと驚かすつもりですと
フィリピン女性が 恋人を 追いかけて 艱難辛苦の末 韓国へ逢いに行く
韓流ドラマのような ストーリーが進行している
寮生活中の外出は近所への買物だけ しかも2人以上の集団行動しか許されない
1日2回のダイエット食の強制 部屋に食料の持ち込み禁止
下腹の出具合を常にチェックされる
夜はKTVで実地訓練として働かされる
寮生の中でも韓国で歌手経験のある先輩達が
チップを呉れる地元KTVの客を独占するので 新人は無給だ
250ペソのLD(レディースドリンク)が取れればバックがもらえるが
ローカルは60ペソのビールを飲みに来るだけ LDを取ってくれる客は皆無だ
寮の近くのジョリビーで待ち合わせた
食べたいもの何でも注文していいと 事前にメールして行ったが
二人が注文したのは ハンバーガー ・ チキンのから揚げとライスボール2個ずつ
チョコレートドリンク
近所への買物と 断わって出て来ているので 2時間ほどで
二人の夜食と他のボホールの仲間の分 しっかりテイクアウトして戻っていった
50日前 最後に会った時の様子
まだ行ってない マカティの北部 ブルゴス通りを中心に歩き回った
高架鉄道のひさしに座って 泣いている
翌日の新聞には載っていない 助けられたと思いたい
パシッグ川の川面を覆い尽くす 大量の葉っぱ 訳が分からない
焼肉を注文すれば付いてくる 食べきれない野菜の数
ブルゴス裏通りの韓国料理店
ブルゴス周辺は完全にコリアタウン化している
コーヒー飲みながら 通りを通る女子中学生から白人バクラまで 人間ウオッチング
4ヶ月この国に居ても 見飽きない 街の風景がある
明日は 日本に帰るだけ