住んでいるコンドの販売・管理会社から 請求書がポストに毎月投函される
請求書の内訳は ①管理費 ②電気料金 ③水道料金 の三つ
①管理費は 月1900ペソ 賃貸契約時に部屋のオーナー持ちの条件で 負担無し
② 電気料金 先月と同じ使用量(55kw)が 料金だけ なぜか今月分は1割アップ
③ 水道料金 先月と同じ使用量 同じ請求額
②電気料金 数十ペソの違いだけれど すっきりしない
管理人室常駐の 頼りにしている女性管理主任に
最近電気料金値上げでもあったかと 今月の急激増加理由を聞きに行った
彼女の説明では
電気料金は VECO(ビサヤ電力)からコンド管理会社宛てに請求がある
各部屋の使用量に対し 電力会社の決めたレジデンシャルレートで割り振っている
Residential Rateは毎月変わるもので一定ではないが 最近は上がっていない
確認するのならと ベコ ( VECO ) の電話番号を教えてくれた
電話では聞き取りがおぼつかないので ベコの タリサイ事務所に行ってみた
この辺りのはずだと サウススーパーウェイを走っても 会社のサインが出ていない
VECO 道からは まず駐車場があり 駐車場の奥に事務所があった
上品な係の女性が 最近3ヶ月の レジデンシャルレートを紙に書いてくれた
10月 10.5131 11月 10.4994 12月 10.2389
パー キロワット アワー ( kwh ) のレート 毎月下がっていることが判明
これを持って コンド管理事務所に 再度聞きに行った
「 電気料金請求欄に提示していない内訳が他にあるかも知れない 」
「 では 来月からは 細かい内訳も記載するようにしてね 」
「 本社経理に聞いてみるので 2、3日 時間が欲しい 」
と言う事で話が済み 外出していると
間もなく 携帯電話が鳴り
「 経理担当の計算ミスでした 説明するので 来て下さい 」
翌日 管理人室に彼女を訪ねると
「 11.14/kwh を使った係の計算ミスで 10.1212/kwh が正しいレート 差額は次回請求時にマイナス請求します 」
と 請求書に手書きで正しい請求額を記入してくれた
一旦提示された金額が間違いだったと結論が出るまでには
顧客担当主任としては
考えられる数々の 理由を説明し 顧客に理解を求める
話を それ以上 進めるには
顧客自身に 面倒くさいチェックが 課せられる 一例です