セブの田舎に引越してから1ヶ月が経った
ここでの暮らし日本ではもう昔に消えた非日常の連続
毎朝3時にはコケコッコウの輪唱合唱で起こされる
近所中の家で犬を飼っている 夜中犬の鳴き声も半端ない
野鳥の朝食活動時のさえずりだけは心地よく聞こえる
人を呼ぶ時 大声で叫んでいるのが 何ともうるさい
大声出して人を呼んだ記憶が ここ何十年もないんだけど
遠慮はいらない みんながやっているように
今度叫んでみよう
きっと すっきり晴れ晴れすると思う
身の回りの騒音が生きてる動物達の声だからか
1週間もすると慣れてきた
声で起こされはするが それ程気にならなくなった
以前セブに二回 ダンスレッスンをしに来た弟夫婦が
今度は 私がどんな暮らしをしているのか 確かめに来た
マスターベッドルームが空いている 使ってもらおう
ベッドフォーム 枕 シーツを二人分 揃えたのはいいが
床に寝せるわけにもいかないと彼女の父親の事務所から
使っていないキングサイズベッドを急遽運び込んだ
高所設置水タンクも電動井戸ポンプもない
水道は真夜中以外は断水
ネットも明け方早朝しか満足に繋がらない
毎日欠かせないシャワー 弟夫婦にも
百年前にタイムスリップし井戸端で手押しで浴びてもらう
こんな不便な生活なのに なぜか新鮮
忘れていた子供の時分に戻ったような
旅行者が泊まる 市内のホテルでは味わえない
時間を弟夫婦にも体験してもらえるのでは
彼女 彼女の次女 彼女の弟 私 弟夫婦 の 6人で食卓を囲む
田舎で大家族 ひと時の団欒
田舎の生活体験 自由ツアー となった
出発の日 ベランダで撮影ポイントを探していたら
隣のデンマーク人がベランダ越しに
シャッターを押してくれた
この後 四人でトライシクルで国道まで出て
ジプニーでマイバスターミナルへ
マイバスでSMに行き昼食と土産の買い物
タクシーでラプラプ市のエースペンションへ
2階でマッサージしたのち 部屋で
1ヶ月ぶりのホットシャワーを私だけ浴び
1階の日本食レストランで夕食
田舎の家とSMモールだけ 3泊4日の短い滞在
帰りはタクシー マイバス トライシクルを乗継いで帰宅
バス車内でつり革につかまり 目を閉じていたら
若いカップルに席を譲られた初体験