知らない街に来た時は 朝食前に宿付近を散歩するのが楽しみ
ホテルがある大通りから 小道に入ると 周りの様子がガラリと変わる
通勤通学に向かう人 食材買出しの人 住む人の日常が見える
フィリピンと違って 蓋をしていないので 中身が良く見える
この通り 家庭で食べる品を 屋台で売っている
スーパーマーケットは近くにない 昔ながらの屋台風景が見られる
3輪タクシー 出動前 手持ち現金を数えていた
緑の鉢植え ゴミ一つ落ちていない清潔な道路で 民度の高さが伺える
裏道のそのまた裏道 両側に2階建ての長屋が続く
ここも植物を配置して 平和で落ち着いた雰囲気
こじんまりした魚売り 丸くて優しいタイ語が路地に響く
遅い朝食後 3信号待ちの時 左に提げたビニール袋から ストローで飲みながらの運転
カオサンロードの入口
40年前のカオサンは 安いロッジがひしめき 日本人バックパッカーも多く
ここで情報交換してから 世界各地に散らばって行った
今は 洒落たレストランやロッジに建て替えられ 白人の通りと化していた
カオサンロードに面して 壁がない吹き抜けのレストラン
2時間ほど 市内地図や 道行く人を見ていた
バンコック市内マップ 書店で買うと 200バーツ（英語版） 280バーツ（日本語版）
旅行代理店では 40バーツ 公共観光案内所では 無料で呉れた
どの地図も 道が太くて大ざっぱ とても見にくい
歩いている8割以上は白人 そして荷物は相変わらずバックパックだった
隣のソファーには 目だけで挨拶した中年白人男性 ずーと本を読んでいた
荷物を預かってもらっているホテルまで 帰りはバスで
ずーっと立っていると疲れるのよね 運転手と楽しそうに話している
ホテルから エアーアジアが就航しているドンムアン国際空港まで
乗ったバスは えらい渋滞に巻き込まれて 歩くより遅いスピード
30分経っても40分経っても 空港までの道程4分の１も進んでいない
乗り遅れたら それはインドに来るなということなんでしょ と腹をくくる
道程の半分を過ぎたころに 俄然道が空いて 結局1時間半かかって空港到着
チェンナイ行きエアーエジア 9割方インド人で ほぼ満席
インド人男性の体臭を嗅ぎながら ゾロゾロと機内に吸い込まれた
