マギンダナオ族の噛みタバコ入れ 真鍮に銅の彫金が埋め込んであるタイプ
中央の中蓋は観音開き キンマ(胡椒科)の葉を収納する
模様はなく 蓋に段を付けた膨らみがあるだけの これもマギンダナオ族の物
内部は一室のみ
このような セットで使用する 中央の小BOXが 消石灰入れ
マギンダナオ族のものは 表面がすべすべで シンプルなのが特徴
11月下旬 店に初めて入った際に 小さい箱はどれでも 1個700ペソだった
10個まとめると 5000ペソになるか 20代の女性店員に聞くと 10000ペソだという
また来るから その時 訳を聞かせてねと言って その日は店を出た
それから 1ヶ月後に再訪 彼女にまとめて買うと 合計額が高くなる理由を尋ねると
「 そんなに売ったら その中に価格が高い物もあるから 」
うーんん・・・ 唸ってしまった 算数ではなく 哲学の思考だ
50代の店主に その話をすると 聞いていないから知らないと 素っ気ない
こちらは まとめ買いする気もないので 話題を移す
店主は自分でも 各部族のタバコ入れを家にコレクションしており
店で売れると 自宅から補充する
写真の2点は 彼女の言ったとおり 700ペソで売ってくれた
マギンダナオ族のパレード
男女とも マラナオやビラーンと比較すると 衣装もシンプル
ビラーン族へ続く