セブでパッキャオ戦を観戦するのは 3回目
1回目 2011年11月13日 下町のバランガイ ジム(体育場)で
2回目 2012年6月10日 街頭でジプニーやタクシーの運転手達と
今回は ビュッフェ付 499ペソ ホテル最上階
観戦する人達は 三様でも 英雄パッキャオへの熱い応援は同じ
午後一時過ぎ 地元紙ウェブサイトに観戦情報が載っていた
ゴールデンピークホテルに向かう
思った通り いつも渋滞している道も ガラガラ
道を行く ジプニー内の乗客にも 男は見あたらない
ホテル駐車場ガードに 入口で 何やら聞かれる ・・・・
パッキャオTVウオッチング と言うと 笑顔満面 地下駐車場へ誘導してくれた
最上階21階の会場に入ると カーテンが閉められ シーンと静まり返っている
みんな中継モニターに向かって 身動きもしない 丁度 試合が始るところ
入口近くに座っていた女性が 前方のあの席が空いてますよ
と親切にも ビサヤ語で話しかけてくれた
有料会場の客は 今までの無料会場とは やはり違う
と言うか 見も知らぬ他人への この世話焼きは フィリピンならではのこと
試合は 途中 ドッキリのダウンを喰らうも 軽いフットワークを見せつつ
度々ガードを下して パッキャオ余裕の試合内容
相手のマルケス(メキシコ)は慎重 かたくなに ガードを崩さない
6ラウンドまで進み 顔面血で赤くなったマルケス
このまま 押し潰されると見えた
パッキャオ猛烈な攻撃の最中 顎に 一撃を受け うつ伏せダウン
まさかのKO負け
観客はみんなシーンとしたまま いつまでも席を立たない
「 また戦う 」 の彼の一言を聞いて 観客はやっと席を立った
帰りのエレベータ 混雑して当分乗れそうもない 1階上の屋上に出て見た
360度の展望 これは・・・ セブ街並みの 記録を取っておこう
東側 アヤラ方面
北側 ラホグ方面
西側 キャピトル方面
南側 コロン方面
ロビーで マニラブリテンを見ると
試合前 二人への インタビュー記事 見出しが載っている
マルケス : 彼は より早い より強い KOを狙う
パッキャオ : 彼は 私を 怖れさせない
試合内容も この通りだった
新聞の見出しで見る限り 起こるべくして 起こった 結果となった