タグビラランでは バイクの乗車人数は制限無し 複数乗りの方が単独より多い
ヘルメットも自己責任ということで 被っているライダーは滅多に見られない
トライシクル仕様のダブルサスペンション装着の新車バイク
シングルサスでも 言えばその場で もう1本追加してくれる
販売店の向かいに 古い大きな家が 待ってる間にちょと訪問
階段の上にいた ハウスボーイに 撮影の許可を尋ねると
オーナーが食事中なので 15分待つように言われ 待たしてもらった
80代の夫妻が食事を終えて 迎えてくれた
外観からではわからない 内部は 奇麗に整頓されている
オーナーの祖父が 1930年に築いたもの
戦時中は 日本軍が接収して使用したと話してくれた
1階を店として 賃貸し オーナー夫妻は2階で使用人を数人使用して暮している
足の不自由な主人のため 階段入り口に 学生ホームヘルパー募集の 張り紙が出ていた
販売店に戻り オーナーと家の賃貸契約の更新を個人的に処理した
1ケ月前に契約した際 2か月分のディポジットの返却日を指定していた
ディポジット半額を来月用前払い家賃として差し引き 半額を返金してもらった
午後 携帯に 前の賃貸人ヨギの ガールフレンドから メールが入った
「 今日 よかったらレーザーに行きませんか 」 という お誘いだった
レーザー光線を使用したディスコ サバンでは行ったことがあるが
ものは試しと受けた
「 友達も一緒に連れて行って良いか 」 というので
一人か二人ならOK と返す
ディスコは街外れの 最高級ホテル 「 トロピックリゾート 」 内にある
はーん 今夜のパトロンになれってことね
リゾートに行く途中にある BQモール入り口で 夜8時にピックアップとなった
しばらく経ってから
「 入り口に着いたら メールちょうだい 」 ときた
「 なぜ メールの必要が? 」
「 確実に合流できるから 」
こちらの女性は ほんとうに男性から特別扱いされていると つくづく思う
「 No, ・・・・ メールくれたら すぐ家を出る 15分後には着くから 」
で OKを取る
1ヶ月前に 3人で アロナビーチに行った
ヨギは フィンを着けて潜ることは上手いが クロールの息継ぎが出来ないというので 何日かに分けて教えた 超真面目に練習をこなし 50mは連続できるようになった
セシルと彼女の友人 パングラオ島を望む トロピックリゾートにて
セシルが言うには 韓国に戻った ヨギと スカイプで話をした
「きっと Yama は一人で夜を退屈に過しているだろうから 絶対誘ってあげてくれ」
と言われ 今日メールをしたと言う
リゾートのレストランで ライブをやっていたので ディスコの前に聞くことにした
そこへ 彼女の親戚が偶然来て 姪をテーブルに連れて来た
一流のリゾートには 上手なシンガーが付いているんだ
隣のテーブルに テレビ局の有名リポーターが居て シンガーが売り込んでいた
金曜の夜は 女性は入場無料 男性はP100 でビール2本付き
広い場内は混みこみ 年配白人と韓国人の若者が目に付いた
3人は ここの常連で セシルとVサインの彼女 この後ステージに上がり
一人ずつ バンドの演奏に合わせて 歌い踊りだした
今日のボーカルとも二人は友達だが ひいき目なしに 目劣りしないステージだった
セシルを市北部の自宅へ送り届けた後 真夜中のタグビララン市内に戻る
数少ない信号機は 全て黄色の点滅 昼間の喧騒が嘘のような暗い街
ただ一台だけで走っている 現実ではない道を 移動しているよう
ノンストップで 家に着いた
ヨギのおかげで おもわぬ良い思いを させてもらっちゃった