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陽気で気さくなフィリピーナ、3人寄れば向う所敵無し。
3人でサバンにアパートを借りて共同生活、5年来の友人同士とのこと。
デジカメで撮った写真を見に、夜私の部屋に来ると言う。
PRA(退職庁)とのやり取りに、電話では内容把握の自信が無いので、
メールならと、ラップトップを持参した。が思わぬ効用がありました。
私は定年退職者で、日本では、透明人間といっしょで誰の目にも見えない存在だ。1日一言も口をきくことなく過ごす日もあった。
ところが、比国では、日本人=お金持ち ということで、リゾートではだれにでも、お金目当てではあるが、声が掛かる。
さらに無線LANのラップトップがあれば、女性が部屋に遊びに来てくれる。
実家が子供の面倒を見て、彼女達は一家の大黒柱。
一人は、ジプニーのオーナーでマニラ近郊の門番守衛付きサブ・ディビジョン(区画整備された住宅街)に在住、子供は私立に通学。
もうひとかたは、3人のティーンネイジャー娘と女性4人暮し、ハウスボーイを雇っている、みなさん堂々としている。
夜7時、部屋で食事(スパゲティとポテトサラダ)をしていると、携帯にTXが
「今あなたの部屋に向かっている。」
「今食事中、ハハ」
「全部食べないで、私達の分残しておいてね。夕食未だだから」
よく言うよなあ・・・・、冗談かホントか判断できまっせん。
「食べたいもの持って来て、ここで料理したらいいよ-。」
おめかしして、3人がやって来ました。
「今まで撮ったデジカメ画像をネットにアップしたいの、手伝ってえ-」
「エ-ッ、3人それぞれの分をやるの?」
「当分やることが出来て良かったじゃない。無料で美人の写真取り込んで
見てもいいから。」
フィリピーナで自分や家族や友人の写真を、あること無いこと、これでもかっ というくらいの個人情報をネットにアップしている女性がたくさんいます。
個人情報保護下の日本では、まったく考えられない自己PRです。
彼女達にとって、素敵な相手が見つかればと、海外旅行の時の写真等ある程度見栄えの良いものを選んでいますが、自分の子供の写真は必ず掲載しています。自宅の様子、ハウスボーイまで。(笑)
「今夜、ブロードウェイで女性だけのビリヤード大会に参加するけど一緒に行く? 費用はアルコールは飲まないから、コーク3人分だけよ。」
「はい、もちろんエスコートさせていただきます。」
狙うときだけは真剣そのもの、顔が怖い。それ以外は、踊り、
大声、大笑いと、みなさんギャップがすごい。
10時過ぎに、8人のトーナメントが開始。
店の奢りで、参加者全員にテキーラが振舞われた。
飲めない人も一気飲みの強要です。三人の内、二人が参加。
一人は1次予選敗退。もう一人は2位入賞でした。