danceintent’s blog

定年後 元気なうちに海外生活

サバンにて 64(フィリピンとの馴れ初め)

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09:40
午前中は、ずっと雨。 昼過ぎてから、ようやく雨があがった。
 
夕方4時過ぎに、食料の買出しにのこのこと街に出た。3ヶ月近く滞在していると小さな街なので、顔見知りと必ず出会う。会えば挨拶なり話すことになります。日本では、同じ市に30年住んでいるが、顔見知りと会うことは稀であり、話すことはもっと稀です。そこが違う。
 
私とフィリピンとの馴れ初めは、4年前の2006年9月に遡る。
 
1年に1度のビーチリゾート海外旅行で、近場をあちこち廻っていた。
フィリピンは危ないということで、なんとなく後回しになっていたが、一度はフィリピンの海にも行ってみたいと、日程と費用を中心にネットで探すと、セブ島リゾートホテル滞在ツアーが該当した。
5泊6日の一人部屋追加料金込みで10万円だった。
 
セブ島と言っても実際はマクタン島にある、海岸も含めて広い敷地を有している大型ホテルに滞在するものだった。一人でホテルのプライベートビーチで過ごすのは、半日で飽きてしまう。
 
島を探索しようとホテルの敷地を出ようとすると、ゲートのガードマンからホテルの外は危険であり、何かあっても責任は持てないと脅かされた。
その危険とやらがどれほどのものか確かめようと思い、ゲートの外で客待ちをしていたトライシクルに乗って、レンタルバイクショップへ直行した。それまでもタイのサムイ島やバリ島などの観光地で、レンタルバイクで観光していたので、勝手は知っています。
 
4日間通しで借り、マクタン島を隈なく、マクタン大橋を渡ってセブ市内も走り回わった。それで判ったのです。
ホテルの囲いを一歩外に出ると、貧しいけれども溌剌としたフレンドリーなフィリピン人の生活があり、危険なことなど何一つ、ありはしないということが。
「なんだフィリピン面白い所じゃないか」 と気に入り、翌年の2007年4月にサバンに来て、もう完全にフィリピンに嵌った。
 
以来、昨年末までに合計7回来たが危ない目には未だ遭っていない。
盗難は、帰国後の費用集計で確信できたことなのだが、ここサバンでロッジの自室から、2万円を抜き取られたことが1度だけあった。
 
今回の旅は、退職者ビザ取得手続きに来たので、3ヶ月有効の航空券に縛られ来週帰国する。次回からは片道の航空券を購入して、マニラからフィリピン国内、そして日本も含めた国外へ行く予定だ。
航空券は日本で買うよりマニラの方が、断然安く買える。
 
サバンからマニラの往復だけでも、暑くて神経使ってしんどいし面倒だった。
けれども、今動きたくないとなると、将来はもっと動きたくなくなるのは明白。
やはり今動くしかない。2ヶ月か3ヶ月滞在し、飽きた頃に新天地を求めて移動する、放浪の滞在者ってか。
 
3ヶ月の滞在日記は、そろそろ終了だが、次回も滞在日記がつけられるほど余裕を持った滞在にしたいものだ。