０７：３０
月曜日が始まった。サンデー毎日の日々ではあるが、ローカルの生活はやはり土日は平日と動きが違う。
ネットで株とFX（外貨取引）をギャンブルと捉まえて少々やるので、月曜日はそちらの観点で意識する。
３ヶ月限定の海外生活では、定年後の骨休めと、のんびり海を眺めながら暮そうと思っていた。以前買った株はどうせ塩漬け、FXなど気ぜわしい事からは遠ざかるつもりが、繋がるパソコンが傍にあると、つい手が出る。
「ん、オーストラリアドル最近になく安いじゃない」
「ん、京セラこんなに安くていいの」 みたいに。
毎日の買物に１０ペソ単位、いえ５ペソの違いに気を使っている一方、
私の頭の中を占めていた、１０円単位節約の経済観念が、ワンクリックで滅茶苦茶にかき回される。
ブロードウェイで午後３時から、Aさんとメールで連絡してビリヤードを４ゲームやった。
この時間だと、だれもやっていないと思い出かけると、日本人らしきロマンスグレイと若いピーナが手前の台でビールを飲みながらプレー中。
それではと、奥の薄暗い台で始めた。飲み物の注文を取りに来るが、節約組みの我々は、いつも飲まず食わずでプレーする。
初級者の私を相手に、場面ごとに説明してもらいながらのプレイなので、
１ゲームに相当時間がかかる。１ゲーム、２０ペソ（４０円）。
