ブランチ ミールス を食べに いつものレストランに入ると
入口正面で食事中の二人の女性と 目が合った
こういう場合 こちらの女性は 普通すぐに 視線を逸らす
目の大きな女性が こちらの動きを凝視している
隣のテーブルに着いて 改めて見ると 目が合って微笑む
チェンナイ女性にしては珍しい 洋装
ここは 声を掛けねばと ・・・・ 思っていると
むこうから どちらからですかと 聞かれた
一通り自己紹介をすると
あなたを探していたのです と目の大きな女性が言う
あした お連れしたい所があります と 話が進む
断わる理由も無い メールアドレス交換後
目の大きな女性と 翌日午後3時に ここで会うことにした
帰り際 ここでは洋装 珍しいですねーと 写真を撮らせてもらった
その時は 彼女の言うことを 聞くことに神経集中
してしまって 気が付かなかったけど ・・・・
何処かで見ている ヒンドゥー神の化身
あしたは 何処に連れて行かれるのか
彼女が帰った後 食べ掛けだったミールスを食べながら
いったい いま何が起こったのだろうかと ・・・・
アイアッパン神の寺院には ご挨拶に伺ったが まだ不足なのだろうか
私は このために 吸い寄せられるように インドに来たのか ・・・・
ウェイター達が 俺達も撮ってくれと 寄って来た
彼らにプリントしてあげてから すっかり打ち解けた感じ
年配女性客が 帰り際 ウェイター全員が集合写真を撮っている脇で
持ち場を離れて困った人達ねと しかめっ面でぶつぶつ言って通り過ぎる