コロン通り 起点間近の 古い木造商店
この建物 クララさんの指摘で どれ程古い物なのか 聞きに行ってみた
表通りから ドアを開けて中に入ると 空調設備関連の事務所
「 とつぜん すみません おたずねします 」
100年前のコロン通りの写真を入れた スマートフォンを手渡し指差し
「 この建物は この写真に写っている この場所だと思いますが 」 ・・・・
カウンターに座っている 若い男女は この古い写真は始めて見るという風に
キョトンとして見つめている
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「 この建物は いつ建てられたのでしょうか 」
奥の机に座っていた ベテラン女性事務員も
「 I don’t know 」
事務所の 全員に聞こえるように また聞いた
「 この建物は いつ建てられたのでしょうか? 」
一番奥に座っていた オーナーらしき中年中国系フィリピン人が
戦後の1945年だと 綺麗な発音で ゆっくりと答えてくれた
どうもありがとう 答えてくれて
ということは 築68年か 相当古いけど 戦前の写真の物とは別物と判明
スペイン統治時代からあった 海とコロンを繋ぐ水路
水路はドブ川と化し 川面にバラックが突き出ている
コロン通り1本裏 ゴラス通り( V. Gullas )の両側に 木造家屋が並ぶ
なんか 懐かしい たたずまい
総板張りの家 残っている所には まだ残っている
コロネード スーパーの裏口
コロネード 野菜 果物 乳製品 どれも売れ筋しか置いてない
その代わりに 他のスーパーより安い
コロンもゴラスも 中国系フィリピン商人の街
コロネード4階から 2階テーブルはシニアーの溜まり場
飲まず 喰わず ただおしゃべりしている
2階チェスルーム隣にあった ブラインドマッサージは3階に引っ越した
ここで施術されると 体がフワーッと軽くなる 1時間200ペソ
チェスセンターは 館外の階段の踊り場 エアコン無しの一画に追いやられた
4階の映画館は 座席を取っ払われていた
映画館の隣に オープンしたての ビリヤード場 台は6台 ここは残って欲しい
その隣に ガラス張りカラオケルーム 4階通路から ルーム内が丸見え
アヤラ SM とは 所詮勝負にはならない 地元スーパーの宿命を感じる
最初に見た 水路を海まで 辿って見よう
総板張りに ラピス貝を貼った窓
川面をジワジワと侵食して その内 覆い尽くすのでは
歴史的遺産ともいえる水路周辺 当局からは無視され放置されている
水路 最後の橋 この先は海
ピア2と ピア3の間 戦前の倉庫群が放置され スラム化している
よそ者を見る目は 鋭い
のびのびとしたスペースで どちらかというと じょうとうのスラム
コロンからジャコサレム通りへ 左はビサヤ大学
華僑の風格 凝った造り