首が前に傾く 縮む 肩が上ったり 右肩を引いたりする 私の癖
公民館ダンスサークルのグループレッスンでは ステップは習っても
正しい姿勢を保つ体の使い方までは 教えてもらえない
3年間でついた癖を 治すには 倍の6年掛かるのが相場
踊ってる最中 私の悪い癖から来る基本姿勢の崩れを
ジャムDIは 毎回 繰り返し指摘してくれた
頭のてっぺんから かかとまで ぶれずに 両手で十字架ホールドを保ち続ける
胸を突き出し 女性と胸でコンタクトを取り続ける これがスタンダードの基本
そのような体使いをするためには 体幹を鍛えるしか 手立てがない
有効な練習方法として
1 姿勢矯正バーを着けての シャドーダンス
この矯正バー 胸を突き出した正しい姿勢を取らないと 肩に食い込んで来て痛い
2 両手を真横に広げ 小刻みに腕を 上下に前後に動かす
どんな場面においても ホールドを崩さない そのための筋肉造り
3 膝をいったん曲げてから ゆっくり前進 後退
特にこの練習はきつい これだけで 汗びっしょりになる
膝を強化し メリハリのあるアップ&ダウンをするのに 不可欠な練習
悪い癖が出ないかどうか セブでの練習成果を 帰国後実践でチェック
実践する場所は 公民館ダンスサークルとダンスパーティ
以前通っていたサークル 5月は ワルツの新規アマルガメーション
膝を使って アップ&ダウン 胸はピッタリくっ付けたままでリードする と
「 日本にずっと居てよ 」 なんて 言われて 嬉しい
新規に今月1ヶ月だけ 入会したサークルでは
「 辞めずに休会扱いではどうか 続けて欲しい 」 と引き止められる
タワーホール船堀4階のダンスパーティ会場 飲物付きで500円
ここは午後1時から4時まで連日のようにダンスパーティを開催している
彼女に似た人から
「 リンクのリードが弱いわね 上体を一旦左にねじらないからよ 」
「 胸のコンタクト外したらダメ 」
と 抱きしめられて踊った
一番下の妹に似た人から
「あんた すじがいいから これから実践を積めば 上手くなるわよ
下手な女性と踊ってちゃあダメ 1曲で止めないと
いいのよ断って 女性もみんな そうやって鍛えられて上手くなるんだから」
1曲で止めるなんて そんなこと 出来ませんっ
毎日午後1時から6時まで 競技会に出る上級者が多く集まる
男性が少ないけど みんな先生級の人のように見える
たまたま そんな先生の近くに座っていたら
次から次へと 女性からお誘いが来る
「 あっ ちょっと 」 とそっけなく返事して 誘いに乗らない先生
「 お金払ってでも 踊っていただきたいんですが 」
って 誘われて 踊ったけど 1曲だけで戻ってきた
私と同様に ずっと座っていた年輩の女性を誘った
会場を左回りに流れるみんなのスピードの速いこと速いこと
ワルツを もたもた踊っている私たちを スッスッと追い越して行く
「 チャチャチャは足に負担が 」 と そこで切られてしまった
そのあと 彼女に似たこの女性と しばらく経ってから踊ることに
「 条件を付けても いい? 」
「 出だしの1歩をもっと大きく入ってきて 女性も大きく後に下がりたいのよ 」
「 リバースターンの時は真っ直ぐ後に下がってからターンしてね 」
「 カーブドフェザーはCBMをかけないと リードがわからないわ 」
「 バックコルテは 上体は女性側に残して 足だけを後ろに下げて始めるのよ
女性を置いて自分だけ行っちゃあダメ 」
ジャムに言われたのと同じ指摘があるなあ
上手い男性と踊りなれている女性だからこその指摘のような
公民館サークルではいい気持ちで踊れるけど
ここでは ケチョンケチョン