毎朝7時になると、100m程離れたビルから大音響のダンスミュージックが1時間続く。
学生がフェスティバルに向けてダンスの自主練習でもしているのかと思っていた。
そうではなかった。
ビル4階のスポーツジムで男性インストラクターの掛け声に合わせて、中年のおばさん達数人が
エアロビで汗をかいているのだった。
ちなみに参加費用、一回ならP50、平日毎日の1ヶ月だとP500
こうやって、女性が楽しく体を鍛えているのは、我が国と同じだが、
毎朝7時からの大音響は有り得ない。
鉄筋で梯子を作るための溶接作業だった。鉄筋梯子に板切れを渡して足場としていた。
足場は右に傾斜している。
店の女主人に話を聞いてみると、1階と5階を所有しているという。
アパートを探していたのでちょうど良かった。
部屋を見せてもらってから、契約するからと本日10時に店に行く約束をしていた。
1階の1ベッドルームの部屋、家賃月20000ペソ ( 電気、ガス、水道代込み )
+ 月管理費 1600ペソ + 敷金20000ペソ
5階は2ベッドルームで家賃は倍の40000ペソ。
まずは、安い方の部屋で様子を見よう。
「ホットシャワーが使えないと、日本人としては借りられないよ」と言うと、携帯で
チョンチョンと連絡したかと思うと、「電熱器式シャワーユニットをこれから亭主が
シューマートで買って来て、その後工事人も来させて本日中に工事する」と言う。
そして、その通りに取り付け工事が終了した。
たいしたもんだ、ダバオのおばさん。
亭主を含めて男達を携帯ひとつで意のままに動かしている。
昨夜、レンタルバイクはないかと尋ねたバイク販売店で、店では扱っていないが、
その場にいた店の客を紹介してくれた。
レンタル料、週1000ペソでパスポートを預ける条件を、提示すると、20代のこの男性は、
自分のは今は貸せないという。
コンドの前でタクシーをひろって昨夜のバイク販売店に行くと、彼が待っていた。
今から友人の所へ一緒に行こう」 と言う。 ・・・・ ちょっと待った!!
条件は会って話せば詰められるが、さすがに夜、これから行くのは無謀だ。
「悪いが、私の安全を考えると、今からよそへ行くわけには行かない。友人は、
明日は何時なら都合がいいか?」
「やはり同じ時間、夜6時だ」
「では、明日夕方6時にコンドで待っているから、友人に来てくれるように伝えてくれ」と言って別れた。
暑い日中は室内で休んでいて、夕方から外に繰り出す生活パターンだ。
一人のマッサージ師に捕まった。
良い面構えだ。ツボを探りながら私の顔を睨んでいる。
私の痛がる様子を観察している。
そして、言い放った 「 コレステロール と 目に問題がある 」
前回サバンの時もそうだったが、今回の旅行でも、小さい物貰いがまぶたの裏側に出来ていた。
ずばり!当てられた。こりゃあ、ダバオのおじさんもすごい。