danceintent’s blog

定年後 元気なうちに海外生活

ダバオにて ( ナンパした )

連日、炎天下に出歩くのはしんどい。今日は休養日にしよう。
 
昼前11時ごろ、毎度メニューのハム、チーズ、バター、パン、目玉焼き、生野菜、ジャム、ピーナッツバター、コーヒーで、遅い朝食を取り、部屋で過した。
 
夕方になる
夕食を、どこで食べようか、市内地図を見ながら考える。
歩いてすぐのSMにする?
タグム市からの帰りのバスから見えたNCCCモール、未だ行ったことないから、あそこにしよう。
直線距離では、2km弱、ジプニーで行くと、ダバオ川の橋手前で、乗り換えて倍以上の距離。
 
バイクを借りるのを諦めてからは、地図を見ながら、初めての場所にジプニーでどうやって行くかを考えるのも、楽しからずや。
乗り間違えても 「 パラー(停めて) 」 の一声で、気軽に乗り換えられる。
料金7ペソの小銭を、すぐ出せるようにすればよい。
 
とは言っても、静かで居心地の良い部屋を出て、ジプニーに飛び乗ると、そこは喧騒の真っ只中。ガンと叩かれたように、ぼけた頭が活性化してくる。
ジプニーの窓は、すべて目より下、肩の位置、かがまなければ外が見えない。
乗り換えるタイミングを逸してしまった。ジプニーは橋を渡って市街に入った。
急遽、行先の変更だ。
土地勘のある、サンペドロ通りの近くで、降りた。
 
先日訪れた時に、人力トライシクルが道の片側に列を作っていた場所。
店々の明かりで、昼とは違う、活気に溢れていた。
店先で魚を丸ごとバーベキュウしていたレストランで塩焼きと魚スープで夕食を取った。
食べながら、見ていると、次から次に客が来て、アルミ製の蓋を取って、中身を覗いて注文する。持ち帰り客が多い。
 
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足りるかなあーと、50ペソ紙幣を出すと、5ペソおつりが来た。
 
向かいの薬屋で男性用デオドラントジェルを買い求めた。
店のおやじ、私を見るなり  「 ジャパニース 」 
本来はこうじゃなくちゃあ、いけないよう。
なにがチャイニーズだ、コリアだあ。
 
この通りにしては、ちょっと目立つ二人連れの客が来た。
いいね、とおやじと目で話す。
コンデジをさっと出して、「 メイアイテイクユアピクチャアー 」
 
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「 撮ったの見せて 」 
「 こちらの顔、あーダメだね、もう一度 」
 
 
嬉しいことに  いや 突拍子も無いことに
「 こちら、日本人だけど、電話番号交換しなさいよ 」 と、
こちらのスケベ心を先取りして、店のおやじ、二人に話しかける。
 
「 オッオー  シゲナ 」 と、買物も忘れて、当然のように応じる二人
 
部屋にくすぶっていたら、何も無い一日が、街に出たからって、こう変わる。
このシチュエーションこそ、フィリピンのフィリピンたる所以。
アドレナリン 脳内充満
 
二人が帰ってから、おやじに聞く 
「 二人は姉妹かなにか? 」    「 知らない、二人だ 」
見詰め合う二人、もう笑うっきゃない。 「 ははははあー 」 
好きだよ、その軽さ
 
やったことは無いが、ロールプレイングゲームというのがある。
ナンパのシチュエーションで、こう誘うと、こう返事が来て、こう話が変わっていく
ゲームだ。
これはゲームではない現実、ナンパの入り口に立っている。
次の一手、どうする、下手すれば、危険な目にも
 
近くのチョウキンで、頭を冷やす。
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二人のうちから一人を選びメール、「 今夜か、明日会える 」 即メールが来た
「 OKサー、でももうロードが無い、これ以上返事出来ない love u mmwaah.  」
 
イルミネーションで飾られた、静かな隣のリザールパークから、電話した。
明日の午後3時、SMで会う約束を取り付けた。
そこに、誘わなかったもう一人から、無言メール
イヤな予感が
約束の時間まで、たっぷりある、また明日にしよう。