danceintent’s blog

定年後 元気なうちに海外生活

ダバオにて ( ジェネラル サントス )

ジェネラル サントスへ行って見た。
マグロ水揚げ港、ミンダナオ南部の民族色豊かな地方の入り口 
くらいのイメージしかない。
 
ダバオから 片側1車線の舗装道路を エアコンバスで3時間。
バスは 道端の客を拾いながら、そして 前を走るトライシクルに
道を塞がれながら のんびり走って行く。 
初めて通る道の景色を楽しもうと、最前列を確保した。
 
発車間際 太った若い女性が 乗り込んで来た
「 空いてますか すみません 」 と隣に座った。
iフォンにイヤホンを差し込んで、1時間位 大声で電話している。
それに負けじとドライバーと車掌が でかい声で話している。
どちらの声も大きいが、南方言語独特の 角がない 耳にやさしい口調だ。
これをBGMに車外の景色に見とれる。
北海道中標津にあるような直線道路、阿蘇のふもとにあるような
緑の丘陵に、高い椰子の木が続く
 
ジェネラルサントスの街外れのバスターミナルに着いた時は 乗客は私一人になっていた。まずは トライシクルで港に行って見た。
貨物船が数隻停泊している だだっ広い この暑さで人気もない 殺風景
港入り口にいたバイクドライバーに言って 市内地図を買うので、
ブックショップへ行ってもらった。
 
港から2kmほどはしり、店に着いた。
ここで売ってなかったら ガイサノモールへ廻ってもらうべく
店前で待ってもらった。
店内で聞くと、市内地図は 市役所で手に入るとのこと。
市役所は100m先だが 待たせた手前 バイクで行って貰った。
 
入り口受付に 3人もガードマンが座っている。地図を買いに来たと告げる
 
「 昼休みだから、1時過ぎてから また来い 」
 
時間は1208分 地図がないことには 効率よく見て廻れない。
近くのショッピングモールの文具売り場で だめもとで市内地図を探したがやはり ない。
学校で使うミンダナオ島の地図までは置いてある
若い女性店員に あれこれ地図を探してもらった 最後に
 
「 あなたは 宝探しに来たのですか 」(笑)
 
何を投げかけられたのか、とっさには、分からなかった。
( そう、探しているのは あなたみたいなマガンダンババエ ) 
と返せたら良かった
 
昼食をショッピングモール隣のカフェテリアでとってから市役所に戻った。
 
何人かに聞いて、3階大部屋の 奥の 市企画開発室 に案内された。
見せてくれた市内地図は 大ざっぱな行政用地図だった が、無いよりまし
 
「 もしこの地図でよければ、この支払い請求書を1階の会計へ持って行き 支払済み証明書を持って 又来てください 」
 
会計課の部屋に辿り着くと、ガードマンがいて
 
「 あっちの順番待ちの番号札を取れ 」
 
もう地図はいいから このまま帰ろうかと思った。
 
この ギョロ目中年ガードマンに 
 
「 私はトレジャーハンターだが、地図を買いに来た 」
 
彼の 横柄な態度が一変した
手招きをしながらも 寄って来て 小声で
 
「 あなたに見せたい物がある 」   
 
  もうー とても付き合いきれない
 
「ビラン地方の真鍮製の噛みタバコ入れを探しているんだが」と煙に巻いた
 
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の中心にある市役所から 海に向かうイオニア アベニューを海側から見る
 
市内の通りは碁盤の目状態で 整然と区画され 街並みも面白みはない
 
 
 
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イオニアアベニューの行き止まり 写真の真ん中 海までの路地を探索
 
 
 
 
イメージ 3
バラック集落を通って 100mほどで 海に到着
 
左を見ると 
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右を見ると 
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イメージ 6
浜を歩いていたら 二人の女の子と遭遇
笑顔で近寄ってきて 私の手を取る
どこかへ連れて行ってくれるのかな  そうではなかった
取った手を 可愛いい 額に当てた 
聞いてはいたが 初めてされた 年配者への挨拶
 
 
 
 
イメージ 7
子供達が石投げで遊んでいる地元船着広場で 炎天下 井戸と自宅を何往復
 
イメージ 8
 
 
 
ダバオと同様に 海沿いはバラックがひしめいている。
中心街に近い船着広場に 緑があり 木陰で見るからに貧しい母子集団が昼寝している。
夕方になると、街に小銭をもらいに 子連れでコップを持って出勤する
 
帰りは ノンストップバスで ダバオへ帰った。
乗客は 20人 いなかった。
採算取れるかなあ どこでも停車バスより 25ペソ高いだけ
 
ダバオ ジェネラルサントス 往路 エアコン 何処でも停車バス 225ペソ
ジェネラルサントス ダバオ 復路 エアコン ノンストップバス   250ペソ