東京に住む甥の結婚式に合せて、1月に帰国する。
今回は、SRRV(退職者ビザ)取得後初めて、片道キップで来ている。
チケットは名詞サイズ。 表面
「 6ヶ月以内のフライトに有効、記載された番号に電話すればいいだけ 」
と言われて受け取った。電話すればいいだけったって、番号はマニラ本部のもの。気が重いだ。
裏面
エイッ と電話すると、
機械式応対で、予約は何番を押してくださいとかの自動音声。
予約担当に繫がり、
「 フリーフライトで予約したい 」。 名前とか便名とか一通り答える、
「 少々お待ちください 」 と言ったきり、随分と待たされた。
やっと電話に出た、同じ女性か、替わったのかも分からないほど、電話が遠い。
「 聞き取れません。もっと、ゆっくりしゃべってください 」 こればっかり (汗)
「 名前と、予約したい便名を 」 ゆっくりと、聞かれ、
「 さっき言ったけど、又言うの 」 と言ったら ・・・・
電話が切れた。
携帯のバランスをチェックすると、60ペソしか残っていない。
電話での予約は諦めた。
SMショッピングセンター内にセブパシフィックが出店しているので、出向いた。
高いカウンターの向こうに、二人の若い女性が座っていた。
「 ダバオからマニラ経由、大阪まで、予約お願いします 」
「 ええと、お席お取り出来ます。2万4千何百ペソです 」
「 マニラ大阪間は、このフリーフライトチケットでお願い 」
「 このフリーチケットは、そちらでマニラに電話して処理してください 」
「 電話してみたけど、難しくて出来なかった。 私の替わりに電話してください 」
「 こちらは、セブパシフィックではなく、エージェント(代理店)なので、出来ません。
長距離なので電話代もかかるし 」
「 電話代、払うから 」
「 ノ ー 」
「 私の携帯、使って 」 と、手渡した。
しばらく、やり取りをしている最中に、携帯が切れた。
「 携帯にロードして、すぐ戻って来るので、続きお願いします 」
「 あー私、もう帰るので、続きは隣の人にね 」
そこへ、私の携帯に今話していた、セブパシフィックから電話がかかってきた。
パスポート番号、フリーチケットの入手日、メールアドレス等、欠航便の乗客かどうかをチェックしている。
長い電話での確認作業の結果、Eチケットをゲットできた。