ダバオ市街に 戦前の日本家屋を 探した
Daliao(ダリアオン) Bayabas(バヤバス)
戦前の地図とグーグル衛星写真を頼りに 多くの日本家屋を見て歩いた
そして気が付いた 戦前の日本家屋なら ダバオ市街にも
未だ数多く 残っていることを
車の通りも少ない １月１日を 撮影日とした
撮影ポイントを ４行程に分割
① Rizal通り と Quezon Blvd の交差点から Roxas Ave. まで
② Roxas Ave. から Recto通り まで
③ Roxas Ave. と Quezon Bolvd. の交差点に戻り Magsaysay Ave. まで
④ Magsaysay Ave. から Recto 通り まで.
① ケソン通りをロハスに向かう 右側に数多く残っている
コンクリート土台に２階がしっかり乗っている 窓の上のガラス窓が特徴
左側 白ペンキで汚れた壁板を剥がし ベニヤに塗装して化粧直ししている
住人に断り 塀の上から撮影
手前の緻密なコンクリート塀 と 軒裏に開いた窓 白ペンキは後で塗ったのだろう
手前の 屋根裏用の空気摂り窓 左は水色のペンキが塗ってある
ひさし付高い窓 右側面に 連続した１２個の小窓 は珍しい
コンクリート門柱と 左手は薄い白色貝を張った ふすま状の窓
戦前の日本で 木の壁にカラーペンキを塗ることはまずない
素材の良さを生かす 美意識に沿って こげ茶色の防腐剤塗料までだ
築７０年 経って 結果はどうだろう
木の壁への 懐かしさは ペンキを塗った壁では 込みあげて来ない
右手は ルーバー 貝格子 ガラス格子 の３段窓 これほど凝っているのも珍しい
左手 ひさし付ルーバー窓 家の左側面に木製階段あり 階段上に腰掛けていた男女に写真を撮って良いかジェスチャーで聞くと 首を振って断わられた 遠くから
メンテナンス費 無い無い そのまんま あと何年使える
２階の窓の形状 大きさ 全部違う
どちらも 手入れが行き届いた見本 の様なたたずまい
さすがに１月１日 ロハス大通りも 車が少ない
大通りから左住宅街に入る 軒下全体に 段違いで空気取り入れ窓 珍しい
家の前の 用水路 と家の周りに緑が多いのが 日本家屋の特徴
階段は無垢の一枚板を使用している コンクリートの塀と門柱に特徴
左軒下 全面に空気取り入れ窓
２階窓のひさしは後で付けたものだろう 改修後の火災で ２階窓ガラス全壊
一軒先でビールを飲みながら 休日をエンジョイしている人たちがいた
いいから 一杯飲みなよと 飲みかけのビールを突き出す 一応頂く
カメラを見て 「 ピクチョウー ピクチョウー 」
お腹出して歩いて来た彼も 条件反射の如く スッ と入る
手前の階段も 奥の階段も 全て木製 アパートらしい
ペンキを塗ったブロック塀は いただけない
画面中央奥に 取っ手の取れた ガラス付き木製ドア 軒裏の空気摂り窓
ロハス大通り沿い パードレゴメス通り 交差点左手にそびえる 大型木造建築
窓が両開き式
表側 ひさしにアールが付いている
③ ケソン通りに戻って マグサイサイ公園に向かう ・・・・・ 続く
