木造バラックの住居兼店舗が密集している 市場(フリーダムマーケット?)がある
細い路地を入っていくと 中に所々 小広場があり 簡易食堂が集まっている
生花店が数軒並んでいる パーティ用生花・飾り花が路地に溢れている
漢方薬の店が3軒 軒を連ねている 店先で胃腸薬の原料を日干し中
店舗がひしめき合う市場から さらに奥の路地に分け入る
ここが 昼なお暗い迷宮の 出入口
この一画には ここに住み着いている人の 丸出しの生活がある
臭いが鼻を突く
よそ者の侵入に 視線が一斉に飛んで来る
マージャン 日本と同じスタイル
大声で 「 写真撮るな つきが逃げる 」 と
こっちの顔面に向けて 指でガンシューティングの仕草
ガレラさん 意に介さず彼に話しかける 怒った表情が笑顔に変わる
勝負を見ていた取り巻きから 飲めと コップ入りビールを顔面に突き出された
これは飲んだ方がいい が飲みきれない 残りはガレラさんに飲んでもらう
「 注ぐところを見てない飲み物は 飲まないことにしている 在住者は時間をかけて元に戻れても 旅行者はそうもいかない 」
と あとで聞かされ なるほど 肝に銘じます
路地裏サリサリストアー前の路上 住民相手の
グリーンマンゴ串刺し屋台のお母さんに 日本語で話しかけられた
彼女 下町のKTVにいたが 妊娠して家に帰っている
貧しいのに なんで そんなふうに屈託もなく 明るく自然体なのだろう
このいい感じの若いお母さんと暫らく雑談
勤めていたKTVを地図(EZ MAP)上で 示してもらった その後
こんなもの初めて見たねえ という風情の女性(母親?)に地図を見せている
ジワーッと湧いてくるノスタルジーに 浸れる場所
戦後のドヤ街が そのまんま 今日まで続いている
子供の頃 こんな場所があちこちにあったのを覚えている
こんな路地裏も 市場も もとはといえば公有地なのだから
ラマ市長がその気になれば きれいに消滅してしまうだろう
フィリピンでは珍しい古本屋 路地に積み上げているだけ
昼飯はスポーツコンプレックスのカンティーンで家庭の味を
廊下でラークとばったり会って紹介
グアダルーペ周辺とコンド そして 行きつけのスパでリラックスタイム
カーテン越しに ガレラさんのいびきが聞こえる
7時にホテルで待ち合わせ
夕食はフィリピン料理老舗 「 アブハン本店 」
カニの蒸し焼き チキンポテト 野菜サラダ マンゴ生ジュース 二人分で700ペソ
旧市街のバーホッピング 1軒当り1時間300~400ペソで出来る
しかし 300ペソ出すなら 1時間マッサージ受ける方が 私はよっぽどいい
「 昨夜のパターンを逆に回ればいいんだから 今夜は1人で行ったら 」
「 酒飲まないから 分からないだろうけど 女の子隣に座らせて飲むと楽しいのよ
よっし ヤマさんの分 出すから 一緒に行きましょう 」
気前がいいね それならと バイクは ここに置いて お目当てのバーへ
昨夜は覗いただけの 「 プスィキャット 」 8時過ぎに入ると
大方は 未だ 化粧中・食事中 とのこと
9時過ぎれば もっと揃う と言うので ビリヤードで時間潰し
最後の黒玉がなかなか入らない 1ゲームの長いこと 長いこと ・・・ がっ
どうしたことだろう 二人のコンパニオンを相手に 8ゲーム連勝!
ママさん やきもきして 対戦の女の子にドリンクをと 何度も催促しに来る
「 ノー ゲーム中だから 邪魔しないでよ 」 と 断わり続けるも
感じの良かった彼女には1杯 根負けしてOKを出す 帰り際には100ペソ
あり得ない 8ゲーム連勝 終ったのが深夜 もう充分楽しみました
ガレラさん ご馳走様
一人アブハンに戻った