danceintent’s blog

定年後 元気なうちに海外生活

退職者ビザ申請 3

イメージ 1
 
ドアのチャイムで目が覚めた。昨夜朝食の希望を聞かれたので、ソーセージ、ブレッド、コーヒーを選んだ。マニラのホテルでは朝食付が多いが、ルームサービスは初めてです。
フランクフルト、食パン2枚、インスタントコーヒー、シュガーとクリームが各一袋、目玉焼き1個の全てが1枚の四角い大皿に乗っていた。バターとジャムが付いていないけど、まあ良しとしましょう。
 
2週間ぶりの退職庁訪問です。1階受付でIDを求められたが
パスポートはビザ申請中なので手元には無し。29階のPRAにガードが連絡を入れて入館OKが出た。
前回は会議中で会えなかった、担当責任者の女性に挨拶後、免許書き換えのエスコート担当官が来てくれた。2週間前の空港からPRAに案内してくれた20代の担当官だ。
日本大使館発行の運転免許証の英訳書を持ってきたかをまず聞かれた。それがないとLTO(陸運局で手続きができないと言われ、エスコートは次回廻しとなった。
 
次に2週間前に病院にエスコートしてくれた30代の担当官が来てくれて、SRRV(特別移住退職者ビザ)を貼ったパスポートと3年間有効のSRRV IDカードを渡された。これらの利用方法・利用規則の説明を受けた。この内容は、日本から持参したPRAホームページに掲載されたSRRV取得者誓約書の和訳文を印刷したものを見ながら、なんとか理解できた。
 
和訳文中 「フィリピンから出国する場合、出国の3日前までに添付“退職者出国届”により、連絡すること。」の一項が気になっていたので伺うと、現在その箇所は削除されたとのこと。連絡無しにいつでもフィリピンを出入りできると確認できました。
 
1ヶ月程前から日本で準備を始めて、本日やっとビザを手にした。赤飯でも炊いて祝いたい気分です。
 
次に、ロハス通りにある日本国総領事館で、日本の運転免許証の英訳証明書を申請しにPRAから向かった。マカティから目的地エドサまで電車・ジプニー・タクシーどれがいいか考えた。
精神的には緊張するけど体力的に楽なタクシーを道路渋滞覚悟で選択した。
 
マカティの高層ビル街を歩きながらタクシーを捜す。客を降ろしているタクシーを見つけて乗ろうとすると、ここではないと前方を示すではありませんか。他車をあたっても同じ反応だ。前方に歩いていけども行けどもタクシー乗り場はない。普段リュックを担いで歩いていると、短いホーンで合図するうるさいタクシーが、たまに奮発して乗ろうとすると乗れない。(大汗)
 
前方のバス停に止まったバスから「バクララン・バクララン」と呼び声が聞こえた。思わず飛び乗っていた。バクラランなら領事館のあるパサイの先隣だ。精神的にも体力的にも経済的(11ペソ)にも楽な手段が見つかった。どんな道順でバクラランに行くのか興味津々、車外の景色を見ながら、はとバス観光客気分。
結果はブエンディア通り-ヒルプヤット経由-ロハス通りだった。
日本領事館前はバス停などなく、ましてやロハス大通りの反対側です。結局終点のバクラランまで行って、徒歩で領事館へ戻った。
 
内部は涼しくてBS2放送でワールドカップ1勝のニュースと、あちらこちらから日本語が聞こえてきてほっとします。運転免許証を預けると、明日9時半より英訳証明書を取りに来てくださいと若い男性担当官が親切に説明してくれた。
 
明朝取りに来て、その足でマカティに行くとなると、宿泊は日本領事館から徒歩範囲が最適なので、近辺をうろついた。
日本領事館の側にあるサンジュアン病院の路地を入っていくと、看護士や医師が大勢昼食をとっているカフェテリアがあった。ゴーヤチャンプル(アンパラヤ)と菜っ葉煮(カンコン)とシネガンスープにライスで
P120で、このライスがしっとりと柔らかくて、炊き立てのこしひかりを味わうようだった。
 
宿はエドッサコンプレックスの斜め向かいのホテルソゴウ (無料無線LAN付きP1750) の部屋に決めた。車で乗り付けるドライブインとフロント受付式ラブホテルが棟続きで、フロントロビーは部屋が空くのを待つ人たちで大変な盛況だ。
 
順番待ちの番号札を渡され、次々に大声で番号が呼ばれる。
フィリピンに来て20日間、始めて湯船に浸かった。(爆)
部屋に鍵をかけて外に出入り自由とのことだが、場所柄物騒なので夕食はホテル併設のキッチンのルームサービスで済ませた。
 
この夜、30分毎の下痢に襲われ大変な思いをした。
何が当たったのか思い当たるものとしては、サンジュアン病院近くのカフェテリアで昼食を取った際に飲んだ「氷入りの水」かな。
全てが出て、止まったのは明け方でした。
 
2年前にサバンで細菌性下痢に見舞われたのを思い出して、夜中気が滅入った。
全てが出ても止まらなかったあの時と比べれば、うんが良かったと思う。