昨夜は12時近くまで 部屋の真下のプールサイドから騒がしい話声が
堪らず フロントにクレームを入れた
「 プールサイドがうるさくて眠れないけど 静かにするように言ってもらえませんか
なんなら 私の方から 窓を開けて怒鳴りましょうか?
プールは24時間利用できるのでしょうか? 」
「 いえ 午後9時まで です 」
「 それなら なおさら 言ってもらわないと 」
しばらくして クレームが功を奏したのと 未明出発の疲れで 寝てしまった
朝8時 Dang さん が近所の青年と二人で来てくれた
シライの海に 長い桟橋跡がある場所に ご一緒していただける
途中 スペイン系大地主の館跡も 案内していただくことに
日本軍がこの大邸宅を司令部として利用することに対し
自ら 屋敷に火を放ち 拒んだ結果が 史跡として 今に保存されている
シライ紹介の写真で見た印象より 実物はずっと大きい
こんな内陸部の不便な場所にも拘らず 日本軍が目をつけた理由が分かる
屋敷の周りは 緑が拡がっていて ポツンと屋敷がそびえている
屋敷側面からも 長い石段が2階に続いている
大切に保存され 管理も行き届いている
海中桟橋跡は Dang さんも見たことが無い 途中で道を尋ねるために
親しくしている青年に同乗してもらっている
目的地に辿り着くまでに 数回 道を尋ねながら到着
この桟橋は日本軍が作り そのまま 放置されたもの
史跡指定は受けなくとも 造りがよいので 消滅しません
鉄筋も太いの 使っているし
ここから サンカルロスまでは ほぼ一本道 もう道は間違えません
日頃セブ市内では 混んでいて3速までしか使わない
低速慣れした頭もエンジンも この時とばかり回転が速まる
高地に入って 道の周りに サトウキビではなく 稲田が広がる
Dang さんのブログに載っていた 棚田がありました
峠近く 風の通り道 傾いている
サンカルロスの海が現れた
正味1時間半の山越えルート 路面も景色も1級品
道の両側に植木の鉢が並んだ清潔感溢れる風景
などなど 様々な要素を含んでいるルート
サンカルロスは何も無い町だけど 背後に控えている内陸部が一味違う
海風を受けて腰を伸ばす あーあ 良く走ったもんだ
ベットから見る船尾 親子だろうか 旅の終わりの1枚
トレドからセブまでの道
日が落ちる前までに 距離を稼ごう
すっかりスピード慣れした頭とエンジンで
行く手を遮る トラック・バス・タンデムバイク をゴボウ抜き
どうしちゃったんだろう バイク少年時代に戻っている