時間通りの3食を食べ続けて下腹が出てきた
日曜日 近くのタリサイのガイサノへランチを食べに
マック ジョリビー イナサル ディムソン
のファーストフード店しかない
塩 砂糖 油 をどれだけ控えるかが健康の大前提なのに
塩 砂糖 油 をふんだんに使ったメニューしかない
労働戦力外の老人はいらないって のが世界戦略なら
思惑通りの結果を見せている国がここ
たくさん摂ってさっさと死ねって のが聞こえる
そんな早死ランチを長い列に並んで食べてから
ガイサノから国道に出て2ブロックでUターンのところ
Uターン禁止ブロックで対向車の流れが空いたその時
思わず 手前ブロックで Uターン してしまった
タリサイ交通監視員が目の前に立ちはだかった
「 ライセンス出して ! 」 「 Uターン禁止だよ 」
運転免許証を手渡してから
後シートのエヴァが応対するのを他人事のように聞く
後日500ペソの罰金を市役所で払い免許証の返還
長年対面商売を続けているから人当たりが得意
「 今いくら払えばいいの ? 」
「 200ペソ マム 見えないようにポケットに入れて 」
札入れには千ペソ紙幣と20ペソ紙幣が3枚しかない
別のポケットからランチのお釣りが600ペソ出てきた
それでも今 渡せるのは 160ペソしかない
500ペソ出してお釣りを くれる訳ないか
6年前にセブ市内で一方通行違反で捕まった時は
1670ペソ+200ペソ が LTOポリスの言い値だった
高過ぎだと断り 後日 LTO に出向いたけど
結局 免許証返還に
1670ペソの支払いと6時間かかった
それを思えば 500ペソ払ってもいいと考え始めたころ
エヴァが「 ソーリーナー 」と言いながら
彼のポケットに 160ペソを押し込んで 一件落着
前回孤軍奮闘の経験からすれば 今回は殿様ライダー
夕食時3人のビサヤ語を聞いてるだけでは能がない
この話を持ち出すと ポリスを目指すジェンも目を開く
バイクを日常の足としている弟ボボンが言うには
自分は常に 200ペソ財布に入れているんですと