海が綺麗だというカモテス島へ バイクで行ってみた
観光地化されていない田舎の島というイメージだけど さあどんなだか
朝8時半ダナオ港出航のフェリーに時間を合せて セブを6時に出発
途中リロアンまでの道 早朝にもかかわらず あちらこちらで渋滞している
セブから北上するこのルートは
タリサイへ向かって南下するルートと比べると
なんでだろう いつも混んでる
ダナオ港の乗船券売り場 まだ開いていなかったので
持ち合い室兼簡易食堂で チキンアドボと煮込み卵の朝食を取る
ツアーガイドだろうか乗船名簿に10名ほどの韓国団体客の名前を書き込んでいた
乗船券売り場窓口 左が一般乗客用窓口 右は車バイク用窓口
左の窓口にしか係員がいないので 左一列に並んで待つ
車検証とペソ札を手にした男が右の窓口に一人並んだと思ったら
右の窓口から手を入れて 左の発券中の係員に強引に割り込んで来た
なんでこういう割り込みを 許しちゃうんだろうかなあ
バイク乗船料金はドライバー込みで片道500ペソ これは船会社へ
港使用料とバイク持込料の50ペソ は港湾当局へ
カモテス島へ近づくにつれ 雲行きが怪しくなって 波が出てきた
韓国団体客の50代女性がエアコンルームから トイレに行ったり来たりしている
そのうち トイレ口の前から離れなくなった 余程船に弱いのだろう
カンルソン村 ( Canlusong Port )
フェリーは波で左右に揺れて 接岸に手間取った
今回のツーリングの前途に不安が頭をもたげて来た
案内地図がないというのも不安になる大きな要因なのだけれど
グーグルマップを拡大印刷して持参するというような準備が取れなかった
1週間前から咳がなかなか止らないという 体調も万全でなかった
フェリーからいきおい良く飛び出したものの まずは行く当てがない
同じようにフェリーから飛び出したスリムで長身女性のバイクの後を
なんとなく追っている自分
韓国団体客を乗せた軽ジプニーがリゾートホテルへの道を右折した
まずはリゾートホテルを覗いてみることにして 同じく自分も右折
一番安い部屋を見せてもらった 窓からの景色がリゾートではない 即却下
カモテス島のリゾートとしては高級な部類の パラダイスビーチリゾート
Mangodlong Paradise Beach Resort
海とプールを望むデラックスはグー P3360(朝食付き)
不安な天気の中 あちこち探す気力も失せていた
チェックインは午後2時からなので レストランででも お待ちくださいときた
部屋のセットアップが終わっているのだから
早めに部屋に入れてくれても良さそうなものなのに ・・・・
韓国団体客もロビーの椅子に座って待っているようなので 致しかたない
海沿いテラスで時間を潰していたら
団体客の部屋割りが済み 全員部屋に入ってから もう入室できますときた
チェックインは2時からと言うのは建前 団体客優先の時間稼ぎだった
海を見ながら だらだら時間を掛けて朝食が リゾートの醍醐味
白い砂浜と海の色がなにより
いつまで続く曇り空 結局4日間雨だった
リーズナブルプライスのリゾートを求めて翌日移動
これほど長くて幅広の白い砂浜には なかなかお目にかかれない
浜を一望できる テラスも グー
テラスに置かれた5組のテーブルと椅子 すべてスタイルと材質が違う
ロッキングチェアーは初体験だけど 一番ゆったり出来る
左手に3軒 レストランが連なっている 価格も地元レベルでリーズナブル
イタリア人オーナーのロッジのファンルーム P850 Wifi付
緑一杯の庭が落ち着く
左手の緑の屋根は 高級リゾート 隣の青い屋根がベラヴィスタマレ
1日中はっきりしない天気では ツーリングは中止 この海辺で過ごす
休暇で八丈島に行き 台風の影響で2日間帰れなくなったのを思い出した
ホテル代が足りなくなって島の郵便局留めで送金してもらったっけ
潮が引いた海岸で男の子がウニを採っていた
こぶし大のを真っ二つに割って食べさせてくれた
殻に薄くこびり付いたような オレンジ色したウニを前歯ではがしてしゃぶる
量がないから よけいに美味しく感じる
海中を うでを引っ張り回して 海水浴3人組
イタリア人の熟年3人組(男性一人女性二人)が滞在二日目にやって来た
女性の一人が夜 暗いテラスで海を眺めている
床に置いたスピーカーから ビートの効いたラテン音楽が流れている
ハーイと挨拶してから 習ったバッチャータのステップ 足が自然と踏んでいた
彼女突然携帯を出し大声でイタリア語で何か話し始めた
携帯をスピーカーまで持って来て 音を拾っている
ねえねえ この音楽で踊ってるのが居るんだけど わかる?と言う感じか
地声が大きいのか まるで携帯に叫んでいるようだった
カモテス島滞在4日目 夜中の雨音が止った 今日は運行するだろうか
港に行って確認するしかない
カモテス発 ダナオ行きフェリーは 3時間毎のタイムスケジュールでも
もうひとつの波止場 コンスエロ(Consuelo)から出航する場合もある
待合室も何も 建物がない場所だった
この日の第1便は コンスエロ から朝6時の出航だった
2便は8時半出航 カンルソン から ダナオ
港に隣接した カレンデリア(地元簡易食堂)
帰りはエアコンルームで 映画を1本見終わるとダナオに到着
雨模様の中 結局走ったのは
カンルソン港 ― パラダイスビーチリゾート - ベラヴィスタマレ 1時間
ベラヴィスタマレ から コンスエロ 桟橋往復 1時間
ベラヴィスタマレ から カンルソン港 往復 1時間
合計3時間だけ
島の様子は3時間の走りからすると フィリピンの他の島と似たり寄ったり
走っていて ここはミンドロ島で見た風景と一緒 ここはオランゴ島と一緒という具合