danceintent’s blog

定年後 元気なうちに海外生活

オランゴ島から歩いて渡るパンガナン島

干潮時オランゴ島から歩いて渡れる島の存在は
5年前オランゴ島行をアップした際にブロガーさんからもらったコメントで知っていた
知り合いの地元民の案内があるからこそのアドベンチャーだと思っていた
ヤマハさんの先日のコメントで 地元民が普通に歩いて渡っていると知り
私も歩いて渡る体験をしてみることに
 
オランゴ島サンタローサの長い船着場 距離が2キロもあるので 
誰も歩く人はいない みんな乗り合いのトライシケルを利用している
 
 
 
 
イメージ 1
歩いていて途中 子供達が遊んでいるのを見守っている父親がいた
日曜日も 毎日 子供の天国
 
 
 
イメージ 2
食事は船着場に向かうこの一角でしか食べられない
 
食事中 オートバイに乗る予定はないかと聞かれる
 
オートバイに側車を付けたトライシケル 一人10ペソ 
オートバイの後に乗るハバルハバル  1台20ペソ
ヒルトンからのバンカーボート 一人15ペソ
 
島の公共交通料金は5年前と変っていなかった
 
サンタローサから島の南端スバSUBA)まではハバルハバルで到着
スバから歩いて渡ろうにも 満潮時と重なって とても無理とわかった
 
ちょうど二人乗りバンカーボートが到着したので 聞いてみると
二人は夫婦で奥さんがオランゴ島に氷の買出しに来たところ
奥さんの口添えで亭主はパンガナン島へ取って返すこととなった
 
 
 
イメージ 3
マングローブの水路をぬって進む 
エンジンの音がしないバンカー 
昔の日本でも 手漕ぎの舟行きは さぞかしゆったりのんびりしていたことだろう 
ここはフィリピンでも有数のマングローブ密生地 
 
 
 
イメージ 4
ご苦労さま 30分間 マングローブの海を満喫しました 
 
パンガナン島の船着場でも 子供達が水遊びしている 付き添いの女性に聞くと
島の人口2千人 ハイスクールもある 
それにしては何とも寂れた島の様子
 
歩いていると ハバルハバルが声をかけてくる
泳げるビーチまでとお願いすると
船着場から 島の反対側にある アレクステ(ALEXTE)ビーチに運んでくれた
50ペソ出すと おつりがない ちょうど通りかかったビーチの管理人が両替してくれた
入場料40ペソもついでに そのまま管理人に払った
 
家を出てこのビーチに辿り着くまで 5種類の交通手段をスムースに乗継いで来れた
帰りも この調子で 乗り継げるのだろうか
 
 
 
イメージ 5
浅瀬に囲まれているので 船着場が海に延びている
 
 
 
イメージ 6
船着場の右手には 3キロ先の カオハガン島が見える
 
 
 
イメージ 7
同じオランゴ環礁内にある カオハガンだけど 歩いて渡るのは無理だろうか
 
 
 
イメージ 8
カレッジ学生の一団が先生に引率されて バンカーボートで遊びに来ていた
 
このビーチ景色は最高 水遊びにはいいけど
泳ぐには 細長い植物がびっしり海底を埋めつくばかりでつまらない
魚もほとんど見かけない  
 
ビーチからの帰り 竹で編んだ家並をぶらりぶらりと見ながら船着場へ
途中テーブルひとつの食堂で ランチタイム
 
船着場で客待ちのハバルハバルドライバーが言うには
干潮なので オランゴ島スバへは歩いて帰るしかない
サンタローサへは エンジン付きバンカー貸切で200ペソ
 
渡りに船 でなく 渡りは歩きで ということで
けちな日本人だとあきれられながらも
スバへの歩き方を聞いた
 
ここから歩いて15分で 屋根付きやぐらPAYAG)があり
その先10分でオランゴ島最南端スバだと言う
 
船着場から 最初は海岸沿いに砂浜をたどった
マングローブの林を横に見ながら 干潮で海底が露出している海を歩く
 
 
 
イメージ 12
うしろを振り返ると 平らな石灰岩の海底が続いている
小さい巻貝が海底にびっしり張り付いている
この先海水深度5センチ~10センチほどになってきた 
サンダルが海水に取られて歩きづらい
 
 
 
イメージ 9
前方 海水に浸った海底から わだちが くっきりと見える
これなら 歩きにくくても目印があるので 安心して進める
 
中間点のパヤグ やぐらを見印に歩いて来たが やぐら以外何にもない 
石の土台に6本の木の柱を刺し 屋根が葺いてあるだけ
バードウオッチングのメッカのはずが 鳥はめったに見ない
 
イメージ 11
中間点パヤグ ここだけは 海底が盛り上がっていて 乾いていた
ここから先は 深度10センチを越えるマングローブの林 わだちも消えて見えない
マングローブばかりで 人工物が何一つ見えない
はなっから 人っ子一人見えない
 
左手前方マングローブの林から バイクの音とカラオケの音が かすかに聞こえる
目の次は 耳を頼りに歩けばいいのだ 
左方向に進路を変えて ジャブジャブと音を立てながら歩く
 
両側マングローブのゆるい登り坂を越えると
見えた 人家が オランゴ島出発地点のスバの海岸
 
 
 
 
イメージ 10
海岸手前まで来て 海水に腰まで浸かるが
目の前が海岸なので 余裕で渡る
 
 
 
 
イメージ 13
海岸にたどり着いた時 入れ替わるようにパンガナン島に渡る人が二人 
マングローブの水路を進んで行った
 
 
 
イメージ 14
 
 
パンガナン島(PANGAN-AN)から中間点パヤグまで1500m 15分のところ30分
パヤグ(PAYAG)からオランゴ島スバ(SUBA)まで 1000m 10分のところ 30分