今回の大会はパシフィックセブリゾートの海岸で行われた
17年前に初めてオープンウオーターレースに出てから
当日はいつも晴れ 今日はそれもカンカン照り
受付に集まってくるスイマー みんな真っ茶色に焦げている
みんな練習は屋外だから 当然褐色のブラウンコンプレクション
日本語ペラペラの彼女は トライアスロン
アスリート 肌が黒光りしている
奥さんがこんな気さくで明るいと退屈しないでしょうの ご亭主は 日本人ですと
ご亭主はどこに？ 家でのんびりしているよ
なにか受付でトラぶっている様子 聞くと
健康診断書が未提出とのこと アスリートのあなたなら顔パスなのかな
会場にスタンバイしているドクターがいるので 彼のサインを貰えるんですと
プールで時々会うアレックス オランゴチャレンジは潮が速いから出ないと言ったが身重の奥さんと二人 海を見ながらリラックスしているところに出くわした
ユーがチャレンジするって聞いて 出ることにしたんですと
参加種目も同じ ２K競泳 1周1,2キロを2周なので 実際は2.4キロ競泳
1周目は落ち着いて潮の流れを体感し ２周目からスピードを気にかけて泳ぐ作戦
堤防の先が スタート地点
短い笛の音が4回 のあと スタートピストルの合図を聞いて ゆっくり泳ぎ始めた
あせらないあせらない 最初はアップのつもりでと自分に言い聞かせながら
泳いでいる前方をボードが遮ってきた スタート地点に戻れと言う
一団は先に泳いでいるのに なぜ
２K は ６K のあとスタートですと 全員一斉スタートだとばかり思っていた
ボード上に正座して スタート地点まで乗せてくれた
海中横一列にスタンバイしていた ２Kの連中に 良いアップができたねと笑われた
後ろの列の 褐色奥さんから がんばってねーの声
第１ブイ周辺が最も流れが速い 沖からの流れにもろぶつかってしまう
海底の景色がなかなか後方へ動いてくれない場所
ここから第２ブイまでは リーフドロップに沿って泳ぐ コース最大の絶景スポット
真っ青で見えないドロップの先 魚が群れてる明るいリーフの対照に見とれて泳ぐ
後からスタートした女子3人組と横一列で泳いだと思ったら さっと抜かれてしまった
第2ブイ周辺には5名ものダイバーが海底に張り付いて スイマーを見てくれている
そんなにここだけに集まらなくてもいいでしょうに
第3ブイ手前でアレックスに追いついた 第4ブイを超えて 2周目に入るまで並泳
第1ブイに向かって真っ直ぐ泳ぐ彼 私は流れを避けて右に大きく迂回した
結局第１ブイを先に回った私が 最後まで先行してフィニッシュ
海から上がると 計測の女性が来て パンツの後ろがどうとか言ってる
尻に手を当てると 直接肌に触れる ん？？？ パンツが真っ二つに切れてる
いつの間に破れたんだろ 白いお尻 海面から出して 泳いでたんだ
日本にはもう売ってない アヤラで買った スピードのビキニ 気に入ってたのに
正式記録前の順位で 12位だった なぜか2年前も同じ 12位
終わったあ ノンストップ練習も もうしなくていい この開放感が何とも言えない
二人前はありそうな 横に長いランチボックス 牛肉・ポーク・マグロとマンゴ
ハム玉子チーズサンドにフレンチフライとバナナが朝食代りのスナックボックス
ドリンクはコークと甘い紅茶とミネラルウォーターが4本 これで一人分
