台風11号が翌日には来る
それでもレースは実施されると 主催者のHPで当日公表された
海岸に着いて見ると 波高し
・・・ ほんとにやるの
主催者の説明を聞いている時も 高い波が砕けている
3キロは2キロに 1.5キロは1キロに短縮されて 決行ですと
2年前 高波で中止となったレースに納得がいかなくて 海中に入ってみたら
波打ち際で波に飲み込まれて さんざん痛い思いをした
説明を聞きながらも 最初の2キロレースの帰還者が 波打ち際で溺れて
次ぎの 1キロレースは中止になるかも なんて 思っていた
沖に出るまでは元気で 波をくぐって行けるが
レース最後に海岸に戻ってきた時に 波に飲まれる
最後に波に飲み込まれても溺れないように 余裕を残して泳ぐように
本日はクラゲが多数泳いでいる 我々が 彼らの縄張りを侵すんですから
刺されても許容すること パニックにならないように
途中でやめることは 完泳するより 勇気が要ること
何とも 腹の据わった主催者です
最初に 恐怖心を植え付けられてのスタート
高波は何度か経験済みでも 今回のは ちょっと違う
上下だけでなく 左右に体が振られる
体幹をまっすぐ維持できない 体がぐにゃぐにゃで 腕を回し 足をける
200m 泳いで 気持ちが悪くなって来た
クラゲが確かに多い 手の平にぬるッと接触する
これは水泳ではなく 水中もがき運動だ いつもの倍以上 疲れる
顔を上げて 息をする時に 波が来たらと思うと気が気でない
途中棄権が多数出たのも当然
泳いでいて こんな楽しくないレースは初めて
海岸に辿り着いた時
波が砕ける地点で待機 ヘルプしている人が
手を握って引き上げてくれた
その瞬間 ・・・ 嬉しさが 込み上げてきた
あぶないから こっち来てって言ってるでしょ
最後のリレー 高波を物ともせず 続々と帰還
会場では スイカ食べ放題
同じクラブメンバー5人で 帰りに地元食堂で魚フライ定食
水中もがき運動の口直しに 夕方クラブで泳いだ
波がなければ 来年も出たいけど
最近天候が不順だから