danceintent’s blog

定年後 元気なうちに海外生活

定年退職者と社交ダンス

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 退職後の趣味
 
退職後は毎日が日曜日 趣味を待っていないと 退屈する 
かといって 始めたばかりの初心者の趣味では 楽しめないし
退職後 1から習い始めるのは経済的に負担もかかるし 気分的にもきつい
などなど 新たな趣味について 退職前 あれこれ考えていた
 
 
 サークルに入会 
 
58歳の時に一念発起し 地元公民館の社交ダンスサークルに入ってみた
美人の先生に初心者の生徒が数人 私以外全員女性のサークルだった
すっかりはまって 仕事帰りに 週3回 退職まで2年間通った 
1回のレッスン時間が 2時間なので 習った時間を計算すると 結構長時間
目標は ダンスパーティで会話しながら踊れること
 
 
 習得の問題点 
 
2年間で 足の運び(ステップ)を一通り教わった 
毎月のようにある 各ダンスサークル主催のパーティでは
初心者なりに 5種目の基本ステップだけは踏めるようになっていた 
 
ところが 
社交ダンスの種類は ラテン5種類 スタンダード5種類の 計10種類 
月2種類を習っても 全部を習い終るまでに 5ヶ月もかかる 
踊り出しのステップ以外 5ヶ月前に習ったことは さっぱりと忘れてしまう 
また1から習う この繰り返しでいつまで経っても初心者の域が出られない
先生が言う どんどん忘れて ずっと習い続けてくれないと困るんです と
そうあからさまに言われると 意地でも覚えて身に付けようとするもの
 
出だしのステップ以外忘れてしまうこの頃に 別の大きな壁が立ちはだかる   
講師の足運びは真似できても 体全体の動きが まったく真似できない
個人レッスンを集中して受ければ 会得出来るかも知れないという話 
でも レッスン料が 1時間1万円はかかる
 
 
 個人レッスン開始 
 
フィリピンのセブで 個人レッスンが受けられると聞いて 
セブ旅行の途中 アベリアナのダンススタジオに立ち寄ってみた
スタジオに競技会を目指して練習していた人たちの中に 日本人女性がいた
彼女はフィリピン国内競技会シニアの部で 常勝しているベテランだった
 
初心者の域を出るべく 体の使い方を主に習いたい旨を伝えると 
その場で アンインストラクターを 紹介してくれた
 
聡明で人懐っこい話好きのアンと 冷静沈着教えるのが上手いラークのペア
 
このペアーインストラクターに 
すっかりはまって 週3回の個人レッスンを1年間 
 
ルンバ ・ チャチャチャ ・ ジャイブ ・ サンバ のラテン4種目 
二人のおかげで なんとか体全体を動かせるようになった
 
 
 ダンススタジオ体験 
 
帰国して 公民館ではなくダンス専用スタジオに初めて踊りに行ってみた
 
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専用スタジオでは 30分は続くミキシングタイム 
 
会場両側に男女各1列に並び 先頭から順番に組んでワルツとタンゴを踊る
公民館パーティと違って 競技会を目指すシニアが半数以上の会場
もたもたしていると 後ろから次から次へと突進して来る 
ここは レベルが違い過ぎ
スタンダード種目をしっかり身に付けないと 来られないと思った
 
常連と思われる数人の女性と 挨拶を交わしていた 60代半ばの男性
女性と会話をしながら 全身を使って踊っている 
どうしたら上手くなれるのか 聞いてみた
個人レッスンなど受けずとも 
この会場で 上手な女性に教わりながら踊ってもらっている とのこと
でもそのためには女性に好かれるようにならないとダメだよ のアドバイス
 
んんん 難しいお話 
ワルツやタンゴのスタンダード種目を身につけて
入場料千円で半日遊べる ここに 出直してこよう