入居時に部屋代全額払い とのことだったので 最初に両替所に向かう
インドでの両替は 銀行がレートが良いとの話 しかし今日は日曜日
両替商が集まっている スペンサーズ プラザ へバスで向う
実直を絵にしたような 若いバス運転手
観光客用お土産屋が軒を連ねている ショッピングモール スペンサーズ プラザ
1階にある トーマスクックの旅行代理店に入った
日本円の両替が出来るか聞くと出来ると言う
先客が1組いて 5分待ってくれと言われ イスに腰掛けて待つ
私の番になって カウンターに座ると ミルクティーがスーッと出た
「 他店のレートも これから見ながら決めるが 今日のレートはいくら 」
1万円が 5000ルピー と言うので
「 なんでそんなに悪いの 空港のレート @5300より ずっと悪い 」
「 今日は 日曜日なので 市場が開いていない このレートです 」
こりゃあ 話にならない 出されたティーに 手も付けず 店を出た
4階まで 独立した各種の店が並んでいる
その中から両替所を4店 確認すると @6350 @6400 @6410 @6420
結局1階にある 間口が一番広いこの店が 一番レートが良かった
ここも 最初に聞いた時は @6400 他もチェックするからと言って歩き始めると
ちょっとと呼び戻され @6420 が限度だ と聞き この店で交換した
エグモア駅でバスを乗り換え アンナナガールの不動産事務所へ向かった
事務所といっても 看板も掲げていない アパートの1室
部屋では 裸足の不動産営業マン ジモハン氏がシーツにアイロンをかけていた
洗濯屋のアルバイトも しているのかと思ったが そうではなく
これを今から持って行き ベッドにかけるためだった
中学1年の息子がソファーに寝転がっている なんとも家庭的な事務所だ
アパートに バイク3人乗りで向う
天井が高い リビング
電気温水タンク付き バスルーム
8畳のベッドルームが 2部屋
それぞれに 独立したバルコニーとバスルームが付いている
ベランダからの眺め
古くて 使いにくそうな キッチン
電気代のみ 別払いで 1日 1500ルピー ( 短期間なので やはり割高 )
ジモハン氏に裸足のわけを 昨日に続き 聞くと
彼は ヒンドゥーの神 アイアッパンの信者
年末年始に1週間休みを取って 隣のケララ州の
アイアッパンの聖地巡礼の旅に 単身出かける
巡礼前 48日間は 裸足で ひげも剃らない 禁欲の日々を過す
巡礼が終わり 寺院に届けをして ひげを剃り 靴を履く
恐れ入りました 敬虔な信者だったのですね
街の中心地で見かけた 裸足の人と同じ 彼は巡礼者だったのです
夜に アイアッパン信仰の 行列に出会い
翌朝 部屋に届けられた 不動産広告を見て 同日 彼と会った
はるばる チェンナイに来て 偶然アイアッパンの事を知った
アイアッパンに関して 偶然が連続して起きた のか 必然な のか
この先 何もなければ それでいいけど ・・・・
しばらく逗留するなら 地元のアイアッパン寺院に 挨拶においで ということかも