スペイン統治時代のセブの古道 Tres de Abril でLTOの取締に捕まってしまった
グアダルーペ コロン間は この古道を経由するのが 交通量も少なく一番の近道
一方通行になっていたのは 知っていたけど 進入してしまった
10m進んだ所で 青ポロシャツを着た人が片腕で左から右へ 入れないのサイン
あっそう と Uターンすると 彼が猛烈な勢いで 叫びながら走ってきて
私の肩を押さえる 振りほどいて逃げることも頭をよぎったが ・・・ 停止した
なんであんたに 羽交い絞めにされるわけ? と 思いつつ
「 ホワット! ホワット! 」 と こちらも 左肩の彼に向かって 叫ぶ
「 ドライバーライセンス! レジストレーション! 」 と
道路わきの日陰から数人の 青シャツ隊が飛び出して来て 叫ぶ
やっぱり ねずみとりだったかあ 免許証が没収され バイク登録証は返された
まずは 心を落ち着けて
「 アイアムソーリー 気が付かなかったんです 」
「 アーユー ジャパニーズ? 」
拳銃を腰に提げたポリスが 穏やかな表情で 寄って来た
数人の青シャツ隊で 彼だけがポリスの服装だった
「 免許証は没収 後日LTOで講習がある 罰金は1270ペソ 」
一方通行違反で それはないだろう と思いつつ
6年前の マクタン島での 取締りに捕まった時のことを 思い出していた
あの時は レンタバイクで免許証不携帯だった
200ペソで勘弁してもらおうと 財布から取り出すと
金で済む訳ないだろうと罵られた
その後リーダーポリスの指示でグループの手伝い人を後ろに乗せ
現場を離れた場所で200ペソ渡し 現場に彼を載せて戻り一件落着だった
今回も ポリスに 「 200 」 と投げかけたが 「 ノー 」 の一言
手伝い人を後ろに乗せてLTOに行けないか と聞くも
「 彼と一緒に行って 何をどうしようと言うのですか?」
と どうも勝手が違う
違反の該当項目にない ワンウェイ と手書きされた 赤キップを切られた
「 車の後ろを付いて来なさい 」 言われるまま
青シャツ隊全員が荷台に乗り込んだ軽ジプニーの後ろに付いて
LTO事務所へ向かった
未だ3時前なのに 検問撤収? 最後の獲物だったの かあ
LTO駐車場で くだんのポリスと 二人きりになった際
「 罰金 1270ペソと200ペソを今払えば 早く免許証が戻るようにしてあげられる 」
「 高すぎでしょう 自分で窓口に行って聞いてみたいんだけど 」
どうぞ聞いてみて と事務所の窓口に案内してくれる
こちらが聞く前に窓口担当に色々話している
窓口で免許証いつ戻してくれるのか聞くと 連休明けの5日後 と言う
ポリスが金額も聞いてごらんと催促する 聞くと1270ペソ
免許証没収でどうやって帰るのと聞く
帰りに検問にあったら 赤切符を見せれば良いと
二人で駐車場に戻ると
「 番号を教えてくれ 頼みたい事があれば 携帯に電話くれれば何とかする 」
番号交換はいいけど 安く出来ないなら 5日間待つからいいよ でわかれた
連休中は 道がガラ空きなので ツーリング予定していたのに これでパー
行くな ということかも知れない