パングラオ島の穴場 ホワイトビーチ バイク二人乗りで行くこと 了解を得た
普段の起床時間は10時と聞いていたので 朝早い出発は諦めていた
「 9時半の出発で良いか 」 午前9時にメールを入れる ・・・ 返答なし
「 グッドモーニング 」 9時半 もう一度 ・・・ 返答なし
10時過ぎ 電話したが ・・・ 出ない
そういえば 海行きを誘った時 そんなに嬉しそうでなかったなあ ・・・
「 今起きた 」 メールが やっと10時半に
「 1時間後に ボーディングハウスにピックアップで良い? 」
「 用意が出来たらメールするから 待っててお願い それにしても 暑い ハハ 」
「 大丈夫 ビーチには木陰があるから 行く途中で朝飯たべよう 」
「 OK OK 」
それから 40分後
「 ヤマ 来るの午後1時にして お願い 」
「 朝飯食べずに待っているのに なぜ今頃になって遅くするの? 」
「 OK OK ソーリー 」
( 理由が知りたいんだけど ・・・ )
「 私は今から朝飯食べに出かける 1時に会おう 」
「 OK OK ソーリー もし なんなら私がトライシクルでそちらへ行きますが 」
「 いいよ 問題ない 1時に迎えに行くから 」
( そんなの待っていたら いつになることやら )
「 OK OK ありがとう 」
「 ヤマ 私 問題がある 今日買う航空券 とても高い 」
( なんだよ いきなり お決まりの文句 セシルおまえもか こういう場合 断固とした態度を取れば 問題ないはずだけど ・・・・・ ) しばらく間をおいて
「 それは残念だけど 君の帰りの切符は払わないよ 」
しばらく間があって
「 yah its ok yama 」
( ん 問題なかったか ・・・?? )
1時過ぎ ホテル出発前に 確認メールを
「 出発準備できた? 」
「 できた 」
会うまで こんな 面倒なやりとりがあって
ビーチ行きに乗り気ではなかったのを無理に誘ったから と後でわかる
ボーディングハウスに着いたら
昨夜カラオケで飯だけ食べて帰った同室の友人と二人で 大荷物を抱えて出てきた
まさか 友人も行くと言うのでは ・・・ ??
友人はこれから遅番出勤 大通りまで同乗ですと 大荷物はセシルの洗濯物だった
セシルの友人 無職だった1年前と比べると 明るくなって別人のよう
日に焼けたくないから海には入らないって 何のためにビーチに来たのよー
木陰で待ってるから一人で泳いで来てって そりゃあ ないよー
朝から午後1時まで待たせた上に 一緒に泳がないなんて
いいよ 一人で楽しむのは 得意だから
1人で 懐かしの海 2時間近く泳いで やっとこのように写真を撮る気にもなれた
被写体が ここにも
なんか 歯車がかみ合わなくなったような しっくりこない雰囲気が
後ろに乗っているセシルとのボディーランゲージで判る
早い夕食を 市内の若者に人気のBQQ アカシアで
山のようなライス二つ マニキュアをした手で 手掴みで平らげた
夜にディスコで待ち合わせということで ボーディングハウスに送って行った
1年前にも行った トロピカルリゾート内のディスコ ビール付きで50ペソに値下げしていた 今夜は女性の入場料は無料 1年前は目に付いた韓国人はほんの僅か
フィリピン人女性が大多数
シシグがビールと合うと言って注文し 飲み始めた
三人とも踊るのは好きではないらしい 踊りたい私とは しっくりこない雰囲気
昨夜のカラオケでもそうだった セシルは私と友人双方に 常に気を使っている
盛り上がらないディスコを切り上げ ボーディングハウスに帰る途中
同室の友人に ピッザかハンバーガーを買ってくれと言う
ははーん 友人達のメール指示に従っているな
「 君が友人を大切にするのはわかるけど 君の友人私には関係ないから 」
「 友人達も私のことを 支払人としか思ってない わがまま娘には うんざりだよ 」
「 子供ぽいかも知れないけれど とても良い性格よ 」
友人を悪く言われて ムッとする彼女
家族と離れて生きているセシルにとって 身近な友人は 何にもまして重要な存在
そんな友人との 携帯でのやり取りは 何をしていようが セシルにとっては最優先
セシルも彼女達も 完全な夜型人間の生活パターン
翌日のために 早めに切り上げる なんてことは在り得ないこと
それをこちらのペースで仕切っても しっくりいく筈も無い
同じケースが またある としたら
事前に終了時間を告げてから 誘うことにしよう